その昔、うどんに適した小麦の栽培方法と製麺技術を弘法大師空海が唐から持ち帰ったことにより、うどん作りが讃岐地方を中心に盛んになったという伝説がある香川県。
当初のうどんは団子汁のような状態でしたが、江戸時代前期ころには現在の汁うどんに近い形に発展しました。
以降、うどんは、香川県民の生活に定着。正月など、ハレの日の食事やおもてなしの際には家庭で手打ちうどんをふるまう慣習が育まれてきました。
地域によっては、新築の家で最初に入浴する時、うどんを食べながら湯舟につかり、長寿を願うそうです。
金刀比羅宮の門前町として栄えている丸亀市は、うどんを提供している店が7000軒以上あり、いわずとしれた絶品うどん激戦区です。
そのなかでも麺処 綿谷(めんどころ わたや)は、肉ぶっかけうどんが好評をはくし、昼時に長蛇の列ができあがっていることが珍しくないのだとか。
そんな超人気店が監修した袋めんを発見したので、思わず購入しました。
その実力やいかに…食べてみた感想とともに、商品の特徴を解説していきます。
そもそも麺処 綿谷の肉ぶっかけうどんとは…
1948年に開業した食堂が前身となっている麺処 綿谷。
社員食堂のうどんコーナーを経営する中で培ったノウハウをいかし、1997年にうどん専門店としてオープンしました。
オープンから約1カ月が経過したころには肉うどんの美味しさが口コミで広がり、多くの人が来店。
そのような中、「冷たいぶっかけに肉をのせてほしい」という常連の青年の何気ない注文がきっかけで肉ぶっかけうどんが誕生しました。
「アブラが回ってしまい、まずいのではないだろうか」という、お店側の考えとは裏腹に、肉ぶっかけうどんは大好評。
今や麺処 綿谷の代名詞となり、1日あたり60キロほどの肉を使っているのだとか。
ランチの時間帯に訪れるサラリーマンの間では「牛肉ぶっかけの冷たいん」が注文時の合言葉となり、圧倒的なボリューム感と美味しさに驚く人が続出しているそうです。
商品の概要
●名称 うどん
●原材料
めん:小麦粉(国内製造)、食塩/酒精、pH調整剤、加工でん粉
つゆ:しょう油(小麦、大豆を含む)、砂糖、醸造調味料、鰹節、煮干し、かつおエキス(さばを含む)、昆布エキス、椎茸エキス、食塩/調味料(アミノ酸等)、乳化剤、カラメル色素、ビタミンB1
●内容量 210グラム(めん130グラム)
●購入場所 業務スーパー
●購入価格 213.84円(税込み)
※製造から販売にいたるまで、香川県坂出市を本拠地とするサンヨーグループが担当。
讃岐地方ならではの匠の技と、うどんの美味しさを全国に広めるべく、袋めん『肉ぶっかけうどんで行列ができるお店 麺処 綿谷』を開発したようです。
●栄養成分(1食あたり)
主食として利用できることから、やはりカロリーが高め。
丸亀製麺のきつねうどん(並)と同じくらいです。
炭水化物も高めのため、手早くエネルギーを補給したい時にピッタリです。
パッケージの中に入っているのは、実にシンプルで、めん&つゆのみ。
具や薬味が付属されていません。
自分でトッピングを準備しなければならないものの、そのぶん比較的リーズナブルな価格帯で本場・讃岐の味を楽しめるのは嬉しいですね。
それでは調理方法をチェックしていきましょう。
作り方
正直、袋めん『肉ぶっかけうどんで行列ができるお店 麺処 綿谷』の作り方は、めっちゃ簡単です。
おさえておくべき調理のポイントは以下の2点。
☆めんは、1リットル以上の湯で10~15分ゆでる。
☆つゆは、希釈せずに、そのまま使う。
温かいメニューの時は軽く湯せんする。冷たいメニューの時は冷蔵庫などで冷やす。
以上のポイントを頭に入れて、温かいぶっかけうどんを作ってみました。
①まずは、うどんをゆでる作業からスタート。
1リットルの水を鍋に入れて沸騰させ、そこへうどんを入れる。
この時、うどんがひとかたまりにならないように、ほぐして入れることが大切。
ゆでている最中、熱湯が激しく飛散しやすいので、様子を見ながら火力を調節する。
②うどんをゆでている間に、つゆとトッピングの具材を準備する。
つゆは、お湯を入れた丼の中に浸けて温める。
青ネギを切り、油揚げと豚肉を加熱調理する。
③うどんをゆで始めて約10分が経過したところで火を止める。
うどんを丼に移し、適量の水をかけてぬめりを除去する。
④仕上げに先ほど下ごしらえした油揚げ・豚肉・青ネギをのせ、つゆをかけて完成。
トッピングとして準備した具材の下ごしえらに手間取りましたが、讃岐地方の専門店を訪れる時間と労力に比較すると、かなりコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
いざ実食
うどんを箸で持ってみると分かるのですが、1本1本ずっしりと重みがあり、ものすごい存在感。
見た目こそチェーン店のうどんに似ているものの、全く違います。
口当たりがつるつるなめらかで、ずずーっとすすって食べる感覚が格別です。
さらに、手打ちならではの弾力とコシ、しなやかさがはんぱない。
ゆえに、もちもちぷりっぷりっの食感が際立っています。
もちろん、つゆも美味です。
濃い色合いながらも、甘すぎず、しょっぱすぎず、ちょうどいい塩梅。
かつおダシの豊かな風味とコク、そして醤油の香ばしさが組み合わさり、奥深い味わいです。
かめばかむほどに、うどんとつゆの美味しさが口の中いっぱいに広がっていきます。
うどんをつゆにからめつつ、油揚げや豚肉と一緒に食べると至福です。
また、1人前とは思えない食べごたえも魅力的。
しっかりと空腹が満たされて、エネルギーをチャージできますよ。
かなり満足度の高い逸品ではないかと思います。
うどん好きの人だけでなく、スポーツに励む若者や育ち盛りの子どもさんがいる家庭に、オススメです。
店頭で見つけた際には、ぜひ手に取ってみてください。
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