2011年に発売を開始して以降、大ヒットを記録している袋めん『マルちゃん正麺』シリーズ。
2015年にはカップめんバージョンの発売も始まり、東洋水産を代表するブランドの1つとなっています。
2020年4月、そんな人気カップめんシリーズから新商品が登場。
それが『マルちゃん正麺 濃ニボ』。
2018年頃から煮干しラーメンのブームが続いていますが、ネット上では”煮干しラーメンってマズイのでは?”という論争がたびたび勃発しています。
確かにアクの強い煮干しラーメンが多いことは事実ですから、発売当初は警戒していた人もいたのではないでしょうか。
2022年5月に新発売された『マルちゃん正麺 濃ニボ』は、2度目のリニューアルを経て、内容を大幅にブラッシュアップ。
めんはモチモチ系から専門店のような硬めタイプに変更し、スープは濃厚かつ豊かな風味に仕上げているようです。
本当に美味しいのかマズイのか、率直に実食レポートします。
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4種類の小袋が味の決め手
パッケージの至る所に”煮干し”という文字が踊っているだけでなく、フタの背景には無数の”煮干し”そのものがプリントされています。
いかに煮干し感を追求しているのか、うかがい知れますね。
カップの中に入っているのは、めんのほか、下記4種類の小袋です。
〇粉末スープ×1袋
〇液体スープ×1袋
〇かやく×2袋
背脂加工品が繊細で崩れやすい形状のため、かやくを2袋に分けて添付しているようです。
さり気ない配慮から、こだわりを推察できます。
かやく2袋のみ開封してカップの中に投入します。
粉末スープと液体スープは後入れタイプのため、フタの上にスタンバイ。
カップの中に熱湯を注いで待っている間。
液体スープは、蒸気がもれ出てくる付近に置いておきます。
その理由は、”フタの上で温めてください”と記載されていて、動物系の油脂がタップリ配合されていることを示しているから。
袋の内側に油脂が固まって残ってしまうと、ラーメンの風味が損なわれてしまうのです。
熱湯を注いで約5分後。
めん&かやくがイイ感じで湯戻りしています。
そこに粉末スープと液体スープを投入。
どちらもずっしりと重量があり、小袋の中から大量の調味料が出てくる。
醤油や味噌のような色味をした液体と亜麻色っぽい粉末がスープを染めていきますが、どのような化学反応を起こすのでしょうか。
箸でクルクルかき混ぜると、みるみるうちに調味料が溶けて、めんがほぐれていく。
スープ表層に白色の背アブラと緑色のネギが浮かび、豪華なビジュアルです。
まるで専門店で提供されているラーメンみたい!
ウキウキわくわくしながら実食です。
中太ストレートめん×青葉系スープ
めんは、乳白色の中太タイプ。
しなやかで、ほどよく弾力とコシがあります。
そのうえ、歯切れが良好。
ストレート生めんのような質感です。
さすが”生麺ゆでてうまいまま製法”が採用されているだけのことはある!
“生麺ゆでてうまいまま製法“とは、東洋水産が独自で研究・開発し、特許を取得している製法です。
生麺に特殊な加工をほどこした後、ゆでて乾燥する工程を行うことによって、生麺らしさを再現しています。
2010年代、この世紀の大発明ともいえる”生麺ゆでてうまいまま製法”の誕生によって、カップめんや袋めんの威信が大幅に回復しましたよね。
トッピングは、ネギ・めんま・焼豚の3種類。
めんまのシャキシャキざくざく感が印象的ですが、ネギと焼豚は影が薄い。
あえてトッピングをシンプルにしているため、めん&スープの実力が際立っています。
スープは、ポタージュほどではないけれど、ドロッとしています。
この独特のテクスチャーによって、コッテリ濃い。
青魚の匂いとコクに魚粉の苦み。そして海産物ならではの塩け。
煮干し特有のフレーバーが全面に押し出されています。
まったりとした背アブラの旨み、豚肉の優しい甘みがアクセントになり、絶妙に丁度いい煮干し感なのです。
ややクセがありますが、抵抗を感じることなく食べ進められます。
スープに魚介と豚骨をブレンドしている青葉系ラーメンにそっくりです。
中華そば青葉のファンはもちろんのこと、カップめん好きの人なら、見逃せないはずです。
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