2022年5月にセブンイレブンで始まったイタリアン フェア。
イタリア料理界を代表する有名シェフ監修のもと、イタリア気分を味わる商品を続々と新発売しています。
そのなかで管理人が特に気になったのが『アルポルト監修 フォカッチャサンド トマト&モッツアレラ』です。
過去セブンイレブンは、『パストラミポークのフォカッチャサンド』や『生ハムと玉ねぎのフォカッチャサンド』など、さまざまなフォカッチャサンドをヒットさせてきました。
そのため、実績は折り紙つきです。
そこに有名シェフのアイディアが加われば、別格のフォカッチャサンドが誕生するのではないでしょうか。
そこで今回は、『アルポルト監修 フォカッチャサンド トマト&モッツアレラ』を実食レポートします。
そもそも監修を務めたアルポルトとは…
1983年に開店したアルポルト。
東京都港区西麻布に位置し、東京イタリアンをリードしてきた高級レストランです。
旬を意識した食材えらびにより、季節感あふれる一品を提供しています。
数あるメニューのうち、イカスミのパスタ生雲丹添えは、オーナーシェフ片岡護さんの自信作です。
濃厚な味わいが高く評価されています。
片岡護さんは、約5年間にわたってイタリア・ミラノで総領事付き料理人として働きながら、本場イタリアの料理方法を経験。
帰国後、東京・代官山の老舗洋食フレンチ小川軒で厳しい修行を積みました。
その後、日本初となるイタリア懐石料理の名店マーリエのメインシェフに就任。
当時、イタリア料理が世間に浸透していない黎明期でした。
しかし、片岡護さんが作る繊細なイタリア懐石料理は、向田邦子さんなど多くの美食家を魅了していました。
満を持して片岡護が独立してアルポルトを開店した時には、大きな反響を呼んだそうです。
このたび新発売された『アルポルト監修 フォカッチャサンド トマト&モッツアレラ』から片岡護さんの真髄を少しでも感じ取れると嬉しいですね。
オーブントースターで温めて実食!
『アルポルト監修 フォカッチャサンド トマト&モッツアレラ』は、チルドコーナーで販売されている商品です。
そのまま食べて問題ないのですが、パッケージに記載されている通りオーブントースターで1000ワット1分ほど温めます。
オーブントースターから取り出したフォカッチャサンドは、ほんのり温まっています。
フォカッチャの外側がサクッと香ばしいです。
内側は水分と油分をほどよく保ち、フワフワ。パサパサしていないため、歯切れが良いです。
フォカッチャと具材のマリアージュを堪能できます。
いくえにも折り重なり、フォカッチャからはみ出ているベーコン。
生ハムのようにしっとりとした肉質と豚脂の甘みが印象的です。
とってもジューシーなため、肉しさを存分に楽しめます。
ゴロゴロと入っているモッツァレラチーズ。
ミルク感が強めで、豊潤な味わいです。
リッチな雰囲気を演出しています。
そして、主役のスライストマト。
厚みが約1センチあり、生トマトのみずみずしさと自然な甘みを感じます。
適度に熟したトマトが使用されているため、果肉が絶妙な柔らかさ。
果肉とドロッとしたタネの部位が具材とソースの役割を果たし、ベーコンとチーズの美味しさを底上げしています。
中間付近まで食べると、スライス玉ねぎが出現。
シャキシャキ食感と独特の香りが加わり、旨みがアップします。
具材のバランスだけでなく、味付けも秀逸です。
ツナマヨソースとバジルピューレをベースに、さまざまなスパイスを組み合わせているため、重厚感あふれる美味しさ。
ほんのり酸味と苦みがきいていて、具材1つ1つが見事に調和しています。
専門店に負けないクオリティーといっても過言ではないでしょう。
セブンイレブンの進化とプライド、そして片岡護さんのプライドをうかがい知れます。
総評
『アルポルト監修 フォカッチャサンド トマト&モッツアレラ』は、税込み432円。
コンビニの惣菜パンにしては、お値段が高めです。
しかし、イタリアンの巨匠・片岡護さんが開発に携わっているだけあって、かなり満足感を得られます。
また、全長12センチ×厚み5.5センチのボリュームがあるため、食べごたえバッチリです。
そのうえ複数種類の野菜とタンパク源がサンドされているので、栄養バランスも魅力的。
ランチや朝食、小腹が空いた時にピッタリです。
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