20年以上の歴史があるTokyo Ramen of the Year（略称TRY）。
ラーメン業界で最も権威のある賞レースです。
例年、東京で一番おいしいラーメンを業界通の審査員6人で決定しています。
TRYラーメン大賞2021-22の名店部門 鶏白湯では、”らーめんMAIKAGURA”が第1位を獲得しました。
いま最も輝いている人気行列店”らーめんMAIKAGURA”と東洋水産がコラボし、2022年4月に新商品を発売。
それが『マルちゃん らーめんMAIKAGURA監修 トリュフ香る鶏白湯』です。
2018年に東洋水産が発売した『マルちゃん正麺 トリュフ香る鶏白湯』は、上質感と高級感を兼ね備えたカップめんとして好評をはくしました。
この経験が新商品の開発にもいかされているのではないでしょうか。
では、『マルちゃん らーめんMAIKAGURA監修 トリュフ香る鶏白湯』について徹底解説します。
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監修を務めた”らーめんMAIKAGURA”とは
“らーめんMAIKAGURA”は、東京都世田谷区船橋に位置するラーメン専門店です。
店主の一条太一さんは、かつてサラリーマンとして働き、ラーメンの食べ歩きが趣味でした。
2010年、神奈川の名店”中村屋”で食べたラーメンに衝撃を受け、中村栄利さんの一番弟子になりました。
そして、約7年にわたって神奈川淡麗系ラーメンの神髄を学んだのです。
転機は2017年。約3か月間、青森のラーメン集合施設”津軽ラーメン街道”で自分の店を持ち、人気を集めました。
この出来事を機に、独立を意識するようになり、2018年に”らーめんMAIKAGURA”をオープン。
鶏ガラと超純水のみを丁寧に煮込んで作るスープ、細いストレートめんを組み合わせた一杯は、絶大な人気を誇っています。
カップめんのパッケージには、”中村屋”の代名詞・天空落としを披露する一条太一さんの姿が。
信念に基づいて美味しいラーメンを提供しているという自信が示されているようです。
無色透明の調味油が味の決め手に
フタに貼り付けられている小袋は、後入れ仕様の特製油。
熱湯を注ぐ前に取り外し、とりあえずカップの横にスタンバイ。
カップの中には、大量の粉末調味料が入っています。
油揚げめんは視認できません。
熱湯を注いで約3分後。
付属の小袋を開封して投入します。
写真では判別できませんが、とろんとした無色透明の調味油がスープの表面に広がります。
仕上げに箸で混ぜる。
めんをほぐしつつ、底から上へとまんべんなく混ぜてから実食です。
上品な淡麗系ラーメン
めんは、ゆる～くウェーブ状になっている中太タイプ。
太さのわりに、しなやかでコシがあります。
ちゅるちゅるとすする感覚とともに、むにっぷちっと切れる食感が心地よい。
きめの細かい油が無数に浮かぶスープ。
白濁していて、豚骨ラーメンにそっくりの見た目です。
けれども、くさみやクセはひかえめ。
チキンのエキスが凝縮されていて、奥深い旨みを感じられます。
トリュフのフレーバーを使用されているからでしょうか。
塩気がアクセントになり、上品なコクを引き立てています。
ほどよくクリーミー感があるものの、スッキリともコッテリとも言い切れない…絶妙な味わいです。
とことん淡麗系ラーメンを追求してきた”らーめんMAIKAGURA”の軌跡をうかがい知れます。
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