2016年にコラボを開始した東洋水産とラーメン店『麺屋 極鶏』。
コラボ第1弾の『マルちゃん 縦型ビッグ 麺屋 極鶏 鶏だく』は、『麺屋 極鶏』の看板メニューである『極鶏 鶏だく』をイメージしつつ、食欲そそる一杯に仕上げました。
その翌年2017年には、第2弾となる『マルちゃん 縦型ビッグ 麺屋 極鶏 赤だく』を発売。
こちらの商品は、激辛好きの間で話題になり大ヒットを記録しました。
以降、改良を重ね、リニューアル版を発売しています。
2021年8月24日には、何度目かのリニューアルを経た『マルちゃん 縦型ビッグ 麺屋 極鶏 赤だく』が新商品として店頭に陳列。
中身だけでなくパッケージもブラッシュアップされ、『麺屋 極鶏』の雰囲気に近づいています。
一体どれほどの進化を遂げているのでしょう…気になる食味を実食レポートします。
ぱっと見、燃えたぎるマグマや噴火口みたい
まずは、カップの中身を確認です。
中太めんが隠れて見えないくらい、大量の調味料が入っています。
そして、あちらこちらに散らばる細切りのタカノツメと青ネギ。
スパイスと香味野菜をきかせたパンチのある味が想像されます。
付属の小袋は、フタの上に張り付けられている特製スープのみです。
お湯を沸かす間、この特製スープはフタから取り外しておきます。
お湯を注いだ後は、はがしにくくなってしまうことが多いので要注意です。
お湯を注いで約4分後、フタをはがします。
トロンとした味噌スープ、ところどころに浮かぶ油脂。
散乱する無数のタカノツメと青ネギ。
そこへ特製スープを投入すると、赤黒い液体がジワリと広がります。
まるで火山の噴火口やマグマみたい。
コッテリ系の闇落ちラーメンという感じ
ゆるく縮れた中太めん。
あまり弾力が強くないものの。ぷるぷるモチモチ感があります。
独特の食感と形状によって、いたるところに絡まっている調味料とタカノツメ。
鶏白湯の旨みとコクと共に、強い辛みが押し寄せてきます。
スープは、シビレが控えめです。
しかし、体を内側から温めて、ジワジワと辛みを感じさせてくれます。
みるみるうちに、じんじょうではない量の汗が吹き出て流れ落ちていく。
なにしろスープを埋め尽くすようにタカノツメが入っていますからね。
独特の辛みと豊かな風味がマッチし、悪魔的な美味しさです。
コッテリ系の闇落ちラーメンという印象です。
青ネギが立て役者に
タカノツメと一緒にタップリ入っている青ネギ。
シャキシャキ感が残っているため、中太めんを食べている最中に青ネギの特徴を味わえます。
店舗で提供されるラーメンには、青ネギなどの香味野菜が欠かせませんからね。
リアルな青ネギの存在によって、カップめんとしてのグレードがグンッと高まっているようです。
監修を務めた今江公一さんとは…
監修に携わった今江公一さんは、かつて美容師でしたが、ラーメンへの並々ならぬ愛情によってラーメン職人に転職。
半世紀以上の歴史を持つ老舗ラーメン店『タンポポ』で修業を開始しました。
『タンポポ』で培った知識と技術を糧に、2011年に『麺屋 極鶏』を開業したのです。
『麺屋 極鶏』は、京都市左京区一乗寺に立地。
こちらのエリアは、『天下一品 本店』など、名だたるラーメン店が集うラーメン激戦区です。
そのような状況下『麺屋 極鶏』は、たくさんのラーメンフリークから根強い支持を得て、『ラーメンWalkerグランプリ2013』京都総合部門で金賞を獲得しました。
そんな人気店の味を再現した『マルちゃん 麺型ビッグ 麺屋 極鶏 赤だく』は、店主・今江公一さんのラーメンにかける情熱を伝えています。
店舗で見かけた際には、手に取ってみてください。
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