名古屋発祥のラーメンチェーン店である寿がきや。
店舗で培った技術とノウハウをいかし、カップめんの製造・販売にも成功しています。
特に、ご当地ラーメンを手軽に楽しむことをコンセプトとしている『全国麺めぐり』シリーズは、大好評です。
たくさんのロングセラー商品を生み出してきました。
今回は、そんな人気シリーズの中から『全国麺めぐり 富山ブラックラーメン』にスポットライトを当てて、奥深い魅力を解説します。
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送料無料 寿がきや 全国麺めぐり 富山ブラックラーメン 108g×12個入 ※北海道・沖縄・離島は別途送料が必要。 価格:2,825円 |
富山ブラックラーメンとは…
富山ブラックラーメンのルーツは、60年以上も昔のこと。
太平洋戦争の真っ只中にあった1945年、富山県富山市において大規模な空襲が行われました。
その影響は実に甚大で、中心市街地の大半の建物が消失したのです。
それから10年後、復興事業が本格化し、富山県富山市に肉体労働者が集まっていました。
大量の汗を流しながら作業に取り組む人々には、手早くエネルギーと塩分を補給できる食事が必要でした。
そこで考案されたのが富山ブラックラーメンです。
通常よりも醤油と黒コショウを濃いめにすることによって、めんだけでなく追い飯もガツガツ食べられる一杯に仕上がっています。
60年以上の歴史を有する逸品に『全国麺めぐり 富山ブラックラーメン』はどれだけ近づけているのでしょうか。
漆黒に包まれたラーメンをリアルに再現
付属の小袋は、かやく・液体スープ・粉末スープの3種類です。
粉末と液体、スープをに二段構えにしているあたりから、どんぶり型カップめん特有のクオリティー高さをうかがい知れます。
縦型カップめんの場合、たとえビッグサイズでも、価格の関係上で付属できる調味料の質や量は限られていますからね。
カップの中に入っているノンフライめんは、インスタントの袋めんにそっくりです。
『出前一丁』や『金ちゃんラーメン』を想起させてくれます。
お湯を注ぐ前に、かやく・粉末スープのみ開封して、めんの上に乗せる。
液体スープは、後入れタイプのため、カップの側にスタンバイしておきます。
ちなみに、液体スープの中には、お湯を注いで待っている間フタの上で温めなければならない仕様のものもあるので要注意です。
記載されている指示を見逃さないようにしましょう。
熱湯を注いで約5分後。
表面に脂が浮かび、キラキラと輝いています。
そして、めんの上に散乱するネギと唐辛子。
この時点で超おいしそうです。
そこに液体スープを加えると、雰囲気が一変。
全体が醤油を濃縮したような色味に包まれ、ブラックという名称がピッタリです。
こりゃあ期待しちゃいますよね。
めん＆スープの相性抜群！スパイスのキレとコクが魅力的
めんは、乳白色をした縮れているタイプ。
パッと見ただけでは判別できませんが、大豆食物繊維が練りこまれています。
この特殊な製法によって、ほどよい弾力とコシが生まれているみたい。
1本1本は細いのですが、しっかり食感があります。
モチッとした口当たり、ムニッと切れる感覚が心地よいです。
めんをすすってそしゃくするたび、スープの風味も強く感じられます。
スープは、動物由来のエキスをベースにしたスパイシー系。
粒コショウがアクセントになり、醤油の香ばしさと塩けを引き立てています。
真っ黒な色合いが痛烈な辛みや濃さを想像させるものの、上品な美味しさです。
炭水化物と相性ピッタリのため、白飯おむすびを用意していただきたい。
めんをひとしきり食べた後、白飯おむすびがスープの豊かな味わいを堪能させてくれますよ。
かやくの存在も素晴らしい
大量に入っているネギは、ざく切りになっているため、香味野菜の特徴を保持しています。
めんと一緒に口に含めば、ネギとスープの旨みがジュワッと広がる。
そこに、ネギのシャキシャキ感が組み合わさり、表情の変化を楽しめます。
また、チャーシューは、めんを包んだ状態でほおばる食べ方がオススメです。
チャーシューに染みたスープの風味と共に、お肉のジューシー感が、めんの美味しさをアップしてくれます。大満足です。
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