2011年、エースコックが発売を開始した『勝浦タンタンメン』。
独特の美味しさが話題になり、エースコックの激辛系カップめん部門において主力商品となっています。
2021年には、なんと10周年に突入。
これを記念して、パッケージと味をリニューアルしたバージョンが2021年9月13日に新発売されました。
勝浦市イチオシの『ご当地グルメ』を忠実に再現していることがパッケージに記載された文字から伝わってきます。
ふだん勝浦市の味覚を体験できる機会がない人にとっては絶好のチャンスですよね。
というわけで、こちらの商品を実食レポートします。
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4箱まで1個口 エースコック 勝浦タンタンメン×12個 ［ケース販売］ 価格:2,825円 |
具材の色のコントラストが秀逸
付属の小袋は、かやく・液体スープ・粉末スープの3種類です。
かやくのみ開封して、めんの上にのせます。
かやくは、玉ねぎがメインです。
彩りと食感を考慮して青ネギとミンチが少し配合されている模様。
熱湯を注いで待っている間、液体スープと粉末スープはフタの上にスタンバイ。
どんぶり型カップめんの場合、けっこう液体スープが多めのため、フタの上でシッカリ温めることが美味しく食べるポイントです。
温めが不十分だと、ラーメン全体がぬるくなってしまいますからね。
ちょうど湯気がもれでてくる付近に液体スープを置きましょう。
熱湯を注いで約4分後、粉末スープと液体スープを投入。
鮮やかな赤色の調味料が中太めんの上に広がり、刺激的な風合いに一変します。
これは、かなり辛そう！！
ウキウキしながら箸でスープを混ぜ、調味料を馴染ませます。
香辛料をほうふつさせる真っ赤なスープ。
そこに浮かぶ中太めんと青ネギ、白い花びらのように散らばる玉ねぎ。
具材の色のコントラストにテンション爆上がりです。
勝浦流タンタンメンの魅力を凝縮した一杯
中太めんは、タマゴ色をしたストレート系。
なめらか、しなやかです。まるで生めんのクオリティー。
モッチリとしたコシがあるため、中太めんをそしゃくしつつスープの風味を満喫できます。
スープは、ラー油をきかせた激辛系。
辛みがドンッと押し寄せてきます。
辛みの中にはマッタリとした旨みやコクがあり、重厚感のある味わい。
ラードやチキンエキスなど、ダシの出る材料が種類豊富に使用され、辛くて旨い本格派のラーメンを再現していることが推測できます。
ただし、勢いよく飲むとムセてしまうので要注意です。
少しずつすすって味わいましょう。
玉ねぎは主役じゃなかった
かやくのザク切り玉ねぎは、チョッピリ残念。
玉ねぎ本来の甘みとシャキシャキ感は、わずかです。
見た目がリアルなぶん、食べるとガッカリしてしまいます。
今後のバージョンアップに期待したいです。
勝浦ご当地グルメ『勝浦タンタンメン』とは…
そもそも『勝浦タンタンメン』は、漁師町として有名な千葉県勝浦市で親しまれてきた郷土料理です。
海に素潜りして魚介類を捕獲する女性、厳しい荒波の中で作業する漁師、漁業に携わる人々が冷えた身体を温めるために食べていた麺料理から派生しています。
一般的なゴマ系タンタンメンとは異なり、醤油ベースのスープにラー油をタップリ加えるのが勝浦流です。
このオリジナリティあふれる『勝浦タンタンメン』は、『勝浦タンタンメン船団』独自の取り組みによってB-1グランプリで輝かしい成績をおさめてきました。
2021年9月、第4次となる激辛ブームが追い風となり、お取り寄せグルメとして注目度が急上昇中です。
カップめんでも存分に本場の味を楽しめるので手に取ってみてください。
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価格:3,240円 |
