かつてラーメンは、早い・安い・うまいがモットーでした。
しかし、世界各国で日本のラーメン文化が評価されるようになり、ラーメン1杯あたりの値段が徐々に上昇。
2022年には、世界経済が不安定な状態になった影響により、ラーメンの原料の単価が高騰。そのあおりを受けて、ラーメンを価格改定する店舗が急増中です。
そのような中、リッチなラーメン店として有名な飯田商店と、セブンイレブン、東洋水産(マルちゃん)がコラボしてカップめんを開発しました。
それが2022年5月に発売された『セブンプレミアムゴールド 飯田商店 しょうゆらぁ麺』です。
黄金色の丼型カップが高級感と特別感を示していますが、実際の味のほうはいかなるものか気になりますよね。
そこで今回は、『セブンプレミアムゴールド 飯田商店 しょうゆらぁ麺』を実食レポートします。
監修を務めた飯田商店とは…
神奈川県・湯河原に店舗を構える飯田商店(正式名称らぁ麺 飯田商店)。
不便な場所に立地しながらも、週末に大行列ができる人気店です。
店主の飯田将太さんは、故・佐野実さんが創業した”支那そばや”の味に感銘を受け、真剣にラーメンの修行を積んだ職人。
北海道小麦ハルユタカなど、希少な食材を厳選して使用し、世界にほこれる一杯を提供しています。
その真摯な姿勢と穏やかな人柄が好評をはくし、飯田商店は唯一無二とも言える人気を獲得しているのです。
実は、セブンイレブン・飯田商店・東洋水産(マルちゃん)のコラボは今回が初めてではありません。
2018年に縦型ビッグサイズのカップめん『セブンプレミアム らぁ麺 飯田商店 醤油拉麺』が北海道・東北・関東限定で発売。
この商品がリニューアルを重ねた末、開発に1年以上の時間を費やして『セブンプレミアムゴールド 飯田商店 しょうゆらぁ麺』の発売にこぎ着けたのです。
ラーメン通が認めた味を自宅で気軽に楽しめたら最高ですよね。
4種類の小袋が美味しさの鍵
カップの中には、めんのほか、下記4種類の小袋が入っています。
〇かやく
〇液体スープ
〇特製油
〇焼のり
かやくのみ開封して投入。
大判の焼豚が印象的です。
熱湯を注いで待っている間、液体スープと特製油はフタの上にスタンバイ。
動物性油脂がタップリ配合されている小袋は、袋の内側にアブラと調味料が残りやすいですからね。
湯気がもれ出てくる付近に置いて、しっかり温めます。
熱湯を注いで約5分後。
フタをはがして、液体スープと特製油を投入します。
このままでは調味料が底に沈殿しているうえに、めんが固まっているので、かき混ぜる作業が必要です。
めんをほぐしながら混ぜると、透明だったスープが醤油の色味に一変。
仕上げに焼のりをトッピングすれば、THE王道醤油ラーメンと言わんばかりの貫禄です。
これは、かなり期待してしまう!
ストレート中太めん×奥深い醤油スープ
めん持ち上げると、鶏油(チーユ)をほうふつとさせる芳醇な香りが湯気とともに立ち上り、鼻孔を刺激する。
実に、かぐわしい。
めんの形状は、なめらかなストレートです。
ちゅるちゅるずずーっとすすって食べる感覚が心地よい。
中太ながらも、ぐにっむにっと歯ごたえがあります。
ほどよい弾力が生めんらしさを感じさせてくれる。
スープは、さまざまな大きさの油脂が浮かび、キラキラと光り輝いています。
華やかななビジュアルです。
魚貝系と肉系のダシの旨みが融合し、上品かつ奥深い味わい。
香味野菜がタップリと使用されているようで、油っこさは全く気になりません。
ほどよく動物性アブラのマッタリ感があります。
醬油の香ばしさと塩けが引き立ち、本格派の美味しさです。
店舗を訪れたような感覚に浸れます。
何気に、かやくのクオリティーもスゴイです。
メンマのざくざく感、焼き海苔の磯の風味。それぞれが町中華の雰囲気を漂わせています。
さらに焼豚が肉々しい食感を保持している点も魅力的です。
元来、カップめんの焼豚は、ぺらぺらで存在感がひかえめ。
お肉っぽい見た目をしながらも、風味や質感がイマイチでした。
しかし、『セブンプレミアムゴールド 飯田商店 しょうゆらぁ麺』の焼豚は、従来ものよりも格段にグレードアップしているのです。
めん&スープだけでなく、かやくにまでこだわりが光っているので、飽きることなく食べ進められます。
少しでも気になっている人は、手に取ってみてください。
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