2020年9月にファミリーマートで販売が始まったサンヨー食品『濃厚ド豚骨醬油中華そば』。
濃厚な味わいが好評をはくし、カップめん好きの間で話題になりました。
あれから約1年、2021年10月26日、ファミリーマートで再び『濃厚ド豚骨醬油中華そば』の取り扱いがスタート。
従来の魅力を残しつつ、リニューアルしているようです。
いったい、どのような進化を遂げているのでしょうか。
実際に食べてみた体験に基づいて解説します。
監修した『神仙(じんせん)』とは…
北陸の台所と呼ばれる金沢中央卸売市場の一角で2003年に誕生した『神仙(じんせん)』。
株式会社全力の元が運営母体です。
福岡出身の店主は、6歳の時から週に5回、豚骨ラーメン専門店に通っていた自称・濃厚バカ。
いっさい小細工を使用していない名店との出会いを機に、ラーメン職人の道を志すようになりました。
『神仙(じんせん)』の神髄である『濃厚中華そば』は、とことん濃度を追求した唯一無二の逸品です。
一杯につき能登豚の豚骨800グラム以上が溶け込んでいます。
それでいて、臭みは少なく、芳醇な仕上がりです。
『新潟NSTまつりラーメンWARS』をはじめとする数々の祭典で売り上げ杯数1位に輝いてきました。
底知れぬポテンシャルを秘めた味は、どのようにカップめんで再現されているのでしょうか。
熱湯を注いで約2分で名店の味にありつける
カップの中には、油揚げめんの他、調味料・かやく・小袋が入っています。
付属の小袋は、後入れタイプです。そのため、熱湯を注ぐ前に取り出します。
熱湯を注いで約2分後。
写真では分かりにくいのですが、めんの一部が熱湯に浸っておらず、硬さが残っています。
とは言え、もう一度フタをして待っても意味がありません。
めんを沈めるように、上から底へかき混ぜます。
仕上げに小袋の特製調味オイルを投入です。
記載されている通り、小袋をしぼり出すとトロッとした液体が出てきます。
さまざまな油脂が豊かな風味をつけてくれる…
なお、縦型カップめんの場合、底に調味料が沈殿しやすいため要注意です。
底から上へ、まんべんなく混ぜてから実食です。
中細めんのクオリティーが素晴らしい
めんは、ストレートの中細タイプ。
素めんよりも少し太いくらいです。
けれど、見た目に反するしなやかさとかみごたえを兼ね備えています。
まるで乾めんのよう。
ズズーッとすする感覚が心地よいです。
独特の形状によりスープのスパイシー感とマイルド感もじっくり楽しめます。
コッテリとスッキリを両立したスープが超うまい
スープは、豚と鶏のダシを掛け合わせたコッテリ系です。
唐辛子など複数種類の香辛料が醤油のコクを際立たせています。
濃厚という言葉がピッタリです。
また、鶏脂と植物油脂が組み合わさり、まったりとしたアブラの旨みも感じさせてくれます。
しかし、しつこすぎず、後味スッキリです。
中華そば特有の上品な雰囲気を味わい尽くせます。
気になるカロリーは…
栄養成分表示は以下の通りです。
1食あたりの熱量は423キロカロリー、縦型カップめんの平均値です。
着目するべきは栄養素のバランス。
炭水化物は56.7グラム、53.6パーセント。
そして、脂質は13.6グラム、33.4パーセントです。
揚げ物ほどではありませんが、炭水化物と脂質の割合が高めです。
背徳感があるからこそ美味しいという定説に見事はまっています。
ちなみに、栄養の偏りに配慮してビタミンB群とカルシウムが配合されているみたい。
カップめんを食べる機会が多い人にとっては、うれしい心遣いですね。
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