2021年3月、ファミリーマートで発売されたサンヨー食品の『萬珍軒監修 玉子とじラーメン』。
数量限定でスポット発売されましたが、ラーメン好きの間で話題沸騰。
ネット上には、”自分的カップめんランキングの上位に入るレベル”、”マジかなり美味しい”と高評価のレビュー記事が投稿されました。
あれから約1年、2022年3月22日に『萬珍軒監修 玉子とじラーメン』がファミリーマートに再降臨。
なんとパッケージには”さらにお店の味へ”と記載されていて、ファミリーマートとサンヨー食品の並々ならぬ意気込みが示されているではありませんか。
これは期待値ましましで購入してしまう!
というわけで今回は、『萬珍軒監修 玉子とじラーメン』について解説します。
監修を務めた萬珍軒とは…
名古屋と言えば、ご当地ラーメンの激戦区です。
麺屋はなび、らぁ麺 紫陽花など、全国的に有名な専門店が少なくありません。
今回、カップめんを監修した萬珍軒は、秘密のケンミンショーなど、数々のメディアで取り上げられている老舗です。
1966年に名古屋市中村の警察署前で開始した屋台を起源とし、1968年に試行錯誤を経て玉子とじラーメンを開発しました。
店舗で玉子とじラーメンの提供を開始したところ、瞬く間に名古屋市かいわいで評判に。
映画評論家の水野晴朗さんが紙面で紹介したそうです。
初めてカップめん化したのは、2004年のこと。寿がきやが限定発売しました。
萬珍軒の公式HPでは、”本当のラーメンにかなわない”と前置きしたうえで、”カップめんとしては最高の仕上がり”と評価しています。
今回、新発売された『萬珍軒監修 玉子とじラーメン』は、この高いハードルを越えられるのでしょうか。
春めく華やかな見た目
フタに貼り付けられているのは、サンヨー食品おなじみの仕上げの小袋。
熱湯を注ぐ前にはがします。
特に、温める必要がなさそうなので、カップの側にスタンバイ。
付属の小袋の中には、”熱湯を注いで待っている間フタの上で温めてください”と記載されているタイプもあるため要注意ですね。
カップの中には、フレーク状の玉子と乾燥ネギが大量に入っています。
カップを左右に揺らすと、油揚げめんがチラッと見えます。
付属の小袋が少ないぶん、あらかじめ入っている調味料や具材に工夫が凝らされているのでしょう。
熱湯を注いで約4分後。
玉子の黄色とネギの緑色が映え、春らしい見た目です。
そこに仕上げの小袋を加え、まんべんなく混ぜてからいただきます。
とろとろスープと極細めんは激うま
めんは、素麺のように細いけれども、中華めん特有のコシとしなやかさを兼ね備えています。
ちゅるちゅるとすする感覚が心地よいです。
ストレートの極細形状のため、めんにスープが絡みつき、溶き玉子の優しい甘みを実感できます。
スープは、まろやかな淡麗系。
とろみがついているぶん、野菜や肉類のエキスがギュッと凝縮されているようです。
豚骨と鶏油(チーユ)のコクが口の中に残り、あと引く美味しさです。
香辛料が使用されていますが、ほとんど刺激がありません。
中華というよりも、わびさびを美徳とする和の趣(おもむき)。
日本そばのつゆのような気品あふれる味わいです。
管理人は、萬珍軒で玉子とじラーメンを食べたことがありません。
けれども、サンヨー食品のカップめんからは玉子とじラーメンの魅力をビシビシと感じ取れます。
絶妙な加減でトロトロの状態になったスープ、表面に浮くフワフワ溶き玉子。そして、ツルツルしこしこの極細めん。
これらが三位一体となって、抜群の美味しさを再現しているのです。
縦型ビッグサイズのカップめんの中でも、ここまでクオリティーが高い一品は珍しいのではないでしょうか。
数量限定で発売されているため、少しでも気になっている人は買うべきだと思いますよ。
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