2021年、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、第4次となる激辛ブームが発生しました。
大手コンビニは激辛をうりにしているラーメン専門店とコラボし、自宅で気軽に本格的な辛さを楽しめる商品を開発。
激辛ラーメンが大ヒットを記録し、その人気は当分の間おとろえそうもありません。
2022年2月にローソンが発売した日清『東京本店 表裏 旨辛豚ニンニクラーメン』は、赤色を基調とするパッケージで刺激的な味わいを表現していて、激辛ラバーさんが思わず手に取りたくなる一品です。
2021年1月に発売された日清『旨辛ラーメン表裏 辛口ニンニク豚骨醤油』をリニューアルしているようなのですが、食べごたえや美味しさはいかほどなのでしょうか。
実際に食べてみた感覚に基づき、魅力を解説します。
監修を務めた東京本店 表裏とは?!
東京本店 表裏(正式名称:旨辛ラーメン表裏 水道橋本店)は、およそ2年のあいだ売り上げの低迷が続いていました。
千葉の人気ラーメン店・麺屋こうじで修業を積んだ藍川眞司さんと浦田淳二さんが事業を継承し、商品と接客サービスを改善。
その結果、売り上げを飛躍的に向上させることに成功しました。
抜本的な改革が行われた旨辛ラーメン 表裏では、旨辛スープと特製めんをベースに、さまざまなアレンジを加えることが可能です。
辛さのレベルを5段階で調節しているうえに、特製めん・野菜・ニンニクを無料で増量しています。
また、手仕込みした唐揚げをトッピングメニューとして用意するなど、随所にアイディアがほどこされているため、若者を中心に大人気です。
新型コロナウイルスが収束した折には、店舗で熱い気持ちのこもった一杯を味わってみたいですね。
特製香味油が味の決め手
フタの上に付いている特製香味油は、後入れタイプです。
金色のパッケージが特別感を演出しているみたい。
カップの中には、モヤシ・ネギ・キャベツなど具材がたくさん入っています。
従来、縦型のカップめんは、あまり野菜が入っていなくて、ナルトとメンマとネギ少々という感じでした。
しかし、インスタント食品にも完全栄養食としての役割が求められるようになり、具だくさんのカップめんが急速に増加していますね。
カップの中に熱湯を注いで待っている間、特製香味油はフタのふちの部分、湯気がもれ出てくるあたりに置いて温めます。
油脂が固まったままになっていると袋にへばりつくだけでなく、ラーメンの味がイマイチになってしまいますからね。
熱湯を注いで約5分後。
フタを開けて、特製香味油を投入します。
ラー油のような赤色の液体が具材の上に広がり、スパイシーな香りがフワリと漂う。
底からすくい上げるように混ぜると、湯気が立ち上り、ニンニクや豚骨の存在がビシビシと伝わってきます。
これはかなり辛そう!とドキドキワクワクしながら実食です。
蒙古タンメンにそっくり?激辛なのに箸が止まらない
めんは、ストレートの平打ち系。
乾めんのように角(かど)が残っています。
なめらかな質感とともに、歯切れの良さが印象的です。
むにっもちっとした口当たりの後、ぷちっと切れます。
スープは、辛さレベル4と表記されているだけあって、かなり辛いです。
唐辛子の辛みとニンニクのコクが全面に押し出され、口の中にピリピリと刺激が走ります。
食べている途中、身体の芯からポカポカと温まり、顔から汗が吹き出て止まりません。
しかし、ただひたす辛いという訳ではないのです。
少しとろみがついていて、まったりとしたラードの旨みと肉類のジューシー感も楽しませてくれます。
セブンイレブンで販売されているカップめん・蒙古タンメン中本と同じく、重厚感あふれる味わいです。
激辛だけどヤミツキになる美味しさ!
モヤシとネギはシャキシャキ感があるだけでなく、野菜の自然な甘みとみずみずしさも保持しています。
また、味付き肉は、ジャンク感あふれるビジュアルですが、お肉らしい風味と食感です。
この3種類の具材とめんを思いっきりほおばり、スープをすすれば最高です。
複合的な美味しさが口の中で生まれ、箸が止まりません。
食欲マシマシになるため、白飯との相性もバッチリです。
からあげクンを購入して本場の味を体験しよう
ちなみに、から揚げと一緒に食べると、うまさが倍増するらしいです。
実際、東京本店 表裏では、できたてホカホカの鶏からを豪快にラーメンのスープに浸して食べるのが定番なのだとか。
次回は、カップめんだけでなく、ローソンのレジ横にあるからあげクンも合わせて購入しようと思います。
価格:1,080円 |
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