2006年に発売を開始した東洋水産の”本気盛”シリーズ。
縦型ビッグサイズのカップめんを好む若者から絶大な支持を得てきました。
ブランド名を”マジ盛“に変更した後も、その勢いが衰える気配はありません。
“がっつりうまい！今届けたい、本気の一杯！”をコンセプトとし、本物感とボリューム感を訴求し続けています。
2022年9月に”マジ盛”シリーズから新発売された『マジ盛 鬼旨スタミナ醬油』。
近年、若者の間で強調する形容詞の最上級として使用されている鬼という言葉をすえることで、はんぱないやみつき感を表現しているようです。
その実力やいかに…率直にスペックと食味を解説します。
まずは内容を確認
フタの上に貼り付けられている小袋。
後入れ仕様のため、熱湯を注ぐ前に取り外して、カップの側に置いておきます。
カップの中には、油揚げめんのほか、大量の粉末調味料＆かやくが入っています。
〇油揚げめん
小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白
〇添付調味料
しょうゆ、香味油脂、香辛料、食塩、ポークエキス、砂糖、植物油脂、酵母エキスなど
〇かやく
味付き豚肉、キャベツ、ネギ、ニラ
熱湯を内側の線の付近まで注ぎ入れると、めんがプカプカ浮き、調味料の香りが立ち上ります。
とりあえずフタをして、4分ほど待機です。
熱湯を注いで約4分！特製スープが美味しさの秘密
熱湯を注ぎ入れて約4分後。
緑色が鮮やかなネギやニラ、肉々しさを演出している味付き豚肉。そして、ほんのり黄色みがかった中太めん。
食材の見事なコントラストが、美味しさを物語っているようです。
小袋を開封すれば、とろんとした液状調味料がスープの表面に広がっていきます。
豆板醬など中華系調味料の雰囲気を醸し出している。
食べる前に混ぜる作業が重要です。
めんを箸でほぐしながら、カップの内部を底から上へとまんべんなく混ぜます。
すると、スープの色味が赤茶色に変化し、一気に華やかな様相に！
これは期待値が上昇しますね。
もっちもちの平打ち中太めん×スパイシーなコク旨スープ
めんは、ゆ～るく波打つ平打ち系です。
ずずーっとすすって食べるには、ちょうどいい硬さの中太タイプ。
そこまで、ぶ厚くないけれど、もちっむにっと歯ごたえがあります。
めんをそしゃくすれば、小麦の自然な甘みと、スープのスパイシー感が口の中で混ざり合って幸せです。
かやくは、わりと多めです。
ざく切りキャベツとニラは、野菜のみずみずしさとシャキシャキ感を保ちつつ、スープの味を内包している。
そして、味付き豚肉は、カリカリに焼いた豚バラ肉のようにジューシー。
具材1つ1つが折り重なって、食べごたえバッチリです。
スープは、唐辛子やニンニクなど、大量の香辛料が使用されているだけあって、がつんとパンチのきいた味わい。
おろし生ニンニクほどではありませんが、ガーリックパウダー並みのクセ強めの匂いを漂わせています。
味覚と嗅覚が強烈に刺激されるではありませんか。
しかし、罰ゲームのように、ただ辛いという訳ではありません。
豚肉の甘みや旨み、砂糖と醤油を焦がしたような香ばしさ。
さまざまな風味が感じられます。
濃厚な担々麺のスープに近い、しっかりコクのある旨辛系。
スタミナと商品名につけられている通り、食欲がマシマシになって、精力がつくかも…
まだまだ残暑が厳しい時期、『マジ盛 鬼旨スタミナ醤油』を食べて、元気をチャージしましょう。
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