2010年頃から千葉県を中心に発生しているタンタン麺ブーム。
2020年に辛い系ラーメンが全国的に注目を集めたことにより、タンタン麺の人気も全国区となっています。
そのような中、2022年4月にエースコックが『元祖カレータンタン麺 征虎』を新発売。
虎をモチーフにしたパッケージが衝撃的で、ついつい手に取ってみたくなるではありませんか。
というわけで今回は、『元祖カレータンタン麺 征虎』を実食レポートします。
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開発に携わった”元祖カレータンタン麺 征虎”とは…
神奈川県横浜市、黄金町駅から徒歩3分ほどの場所に位置する”元祖カレータンタン麺 征虎“（旧・元祖カレータンタン麺 大河屋）。
川崎発祥のニュータンタン麺をベースに、辛うまいラーメンを種類豊富に提供している専門店です。
看板メニューのカレータンタン麺は、タンタンスープと横須賀カレーを組み合わせることで、悪魔的な美味しさに仕上げています。
店主の河田征大さんいわく、横浜最強の味なのだとかｗ
河田征大さんは、大手パンメーカーでサラリーマンを経験した後、さまざまな飲食店で修業した料理人です。
27歳で独立。居酒屋を開業し、創作ラーメンを提供していたところ、ラーメン業界に興味を抱くようになりました。
2014年に開店した”元祖カレータンタン麺 征虎”を瞬く間にに人気店へと成長させ、2021年に姉妹店となる”五黄の虎 麺処”を開店したのです。
どちらもタンタン麺を主力メニューとしていて、その奥深い魅力を全国に広めています。
このたび新発売されたカップめんにも、河田征大さんの並々ならぬタンタン麺LOVEが詰まっているのではないでしょうか。
液体スープが味のポイントに
カップの中には、油揚げめんのほか、かやく・粉末調味料・小袋が入っています。
小袋（液体スープ）は、後入れ仕様です。
熱湯を注いで待っている間、フタの上で温めます。
動物性の脂肪がタップリ入っている液体スープは、事前に温めておかなければ分離してしまう可能性がありますからね。
熱湯を注いで約5分後。
かやくとめんがイイ感じで湯戻りしています。
そこに液体スープを投入。
とろみのある黄金色の調味液がめんの上に広がります。
迫力満点のビジュアルです。
縦型ビッグサイズのカップめんの場合、調味料が部分的に固まっていたり、沈殿していたりするので要注意。
カップの底から上へと、まんべんなくかき混ぜて実食です。
もちもち中太めん×ニンニク強めのピリ辛スープ
めんは、黄色みがかった中太タイプ。
ゆーるくうねっているうえに、むにっもちっと歯ごたえがあります。
この独特の形状により、インパクト抜群のスープを満喫できる。
スープは、実に鮮やか。
卵の黄色、青ネギの緑色が映えます。
ところどころにフライドオニオンと唐辛子が浮かんでいるため、視覚と嗅覚の両方が刺激される！
見た目こそ勝浦タンタンメンに似ているものの、従来のタンタン麺とは一線を画すハイブリッド版です。
カレー×タンタン麺という夢のコラボによる影響でしょうか。
香味野菜のにおいがはんぱないです。
特に、これでもかというほどニンニクの圧を感じます。
さらに、カレー粉や豆板醤など、スパイスの辛みがさえわたって刺激的。
ガツンとパンチのきいた味わいです。
じわじわ身体の芯から熱くなり、ひたいに汗がにじみます。
めんを食べれば食べるほど、スパイスカレーの雰囲気が伝わってくる。
あと引く美味しさです！
単品で食べても大満足なのですが、白飯や唐揚げと一緒に食べればメチャメチャ満たされます。
ぜひともカップめんとの相性を楽しんでください。
なお、ニンニク臭が強めのため、食べる場所とタイミングに要注意です。
外出先で食べると周囲にビックリされてしまうかもしれません。
だれかと会う予定がない時に自宅で食べることをオススメします。
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