ローソンで販売されているチルドラーメンは、東北地方の各県で大人気です。
2020年11月時点、1店舗あたりの販売高は福島県が第1位、秋田県が第2位。そして青森県が第3位です。
東北地方限定で名店が監修したチルドラーメンをシリーズ化しているのですが、その中でも『中みそ監修みそラーメン』は青森県限定で何度も商品化され、地元住民の間で好評です。
そんな人気商品が満を持してカップめんに!
即席めんメーカー大手のサンヨー食品が開発と製造を担当しました。
管理人は青森県を訪れた経験がありませんが、こちらのカップめんメチャメチャ気になります。
そこで今回は、カップめん化した『中みそ監修みそラーメン』を徹底解説します。
『中みそ』とは…
『中みそ』は、青森県弘前市のソウルフード。
百貨店・中三(なかさん)弘前店の地下街に設けられているフードコートで40年以上にわたって提供され、大勢の弘前市民に愛されてきました。
2016年から精力的に商品展開が行われ、人気がうなぎのぼりです。
このたびカップめん化した『中みそ監修みそラーメン』は、百貨店・中三(なかさん)弘前店の開店60周年を記念する企画の1つです。
約6か月間かけて開発されていて、さまざまな人の思いが詰まっています。
これを機に、青森の味覚が全国各地に知れ渡りそうです。
かやくが鮮やか!視覚に訴えかけてくる
付属の小袋は、フタに貼り付けられている1種類のみ。
仕上げに加えることによって、どのような変化をもたらしてくれるのか楽しみです。
カップの中に入っているのは、油揚げめん・かやく・粉末調味料。
実にシンプルですね。
一般的なカップめんとの大きな差は見受けられません。
熱湯を注いで約3分後。
かやくが湯戻りして、彩りを添えています。
そこに仕上げの小袋を加えて、箸でかき混ぜる…
縦型ビッグサイズのカップめんの場合、調味料が沈殿しやすいんですよね。
そのため、めんを持ち上げつつ、底から上へ、上から底へと何度も混ぜてから実食です。
中細めん&パンチのきいたスープにそそられる
めんは、タマゴ色をした中細タイプ。
弾力とコシが控えめです。
ズズーッとすすって食べやすく、縮れた形状と歯切れの良さを楽しめます。
スープは、スパイスをきかせたみそ味。
生姜とニンニクの刺激的な香りと辛み、豚の旨みとゴマの香ばしさ。
素材1つ1つの特徴が融合し、ガツンとパンチのきいた味わいです。
微細な粒のアブラが浮かび、まばゆいほどに光り輝いているものの、そこまでしつこくない。
どこか懐かしさがあり、心も身体もホッコリ温かくなります。
具だくさんで嬉しい♪
かやくは、キャベツ・味付きミンチ・ニンジン・モヤシの4種類です。
野菜の自然な甘みとザクザクしゃきしゃき感、味付きミンチのジャンキーな味わい。
それぞれがめんと組み合わさって、食べごたえバツグンです。
めんとかやくを思いっきりほおばって、スープを飲めば最高。
かやくがスープのスパイシー感をマイルドにしているため、クセが強くありません。
ゆえに、思わずスイスイ箸が進みます。
青森出身の人はもちろんのこと、カップめん好きの人は要チェックです。
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