1948年、製パン所として創業したエースコック。
1959年にインスタントラーメンの製造を開始して以降、カップめん及び袋めん市場をけん引するリーディングカンパニーとなっています。
数あるオリジナル商品の中でも、1988年から販売を続けているスーパーカップは大盛り系カップめんのパイオニアです。
がっつり感が若年層から絶大な支持を得ています。
2022年、そんな人気シリーズからファミリーマート限定の新商品が登場。
それが『スーパーカップ大盛 たらこ好きに朗報です 濃厚たらこ味 焼そば』です。
ドドンと文字が印刷されたシンプルなパッケージですが、商品の特徴がバッチリ伝わってきます。
しかし、実際の風味はどうなのでしょうか。気になっている人は多いはず!
そこで今回は、『スーパーカップ大盛 たらこ好きに朗報です 濃厚たらこ味 焼そば』について実食レポートします。
2種類の小袋が味の決め手
カップの中に入っているのは、油揚げめんのほか、下記2種類の小袋です。
〇ふりかけ
〇調味たれ
2種類の小袋、両方とも後入れタイプのため、とりあえずカップの中から取り出します。
調味たれは、たっぷり油脂が配合されている様子。
カップの中に熱湯を注いで待っている間、フタの上に置いて温めるようにと指示が記載されています。
熱湯を注いで約5分後。
めんが湯戻りしてモサモサに増えています。増えるワカメみたいw
そこに調味たれを投入すれば、めんの表面がキラキラと光り輝きます。
調味たれは、さらさらの液状です。
めんに直ぐに馴染んでしまい、写真では分かりにくい。
そこで調味たれが溜まっている部分に矢印をつけてみました。
なんと醤油よりも薄い色味の液体調味料。
この時点では濃厚な味わいを想像できません。
めんをひとしきり混ぜたところで、ふりかけを投入。
たらこ風ふりかけのほか、焼き海苔と青ネギ、色とりどりの具材が華やぎを添えています。
めんが太めな上に大量なので、混ぜる作業が大変です。
めんが絡まり合うだけでなく、ふりかけがダマになってしまいます。
めんをほぐしながら根気強く混ぜると、たらこっぽさがほとんどありません。
本当に『濃厚たらこ味』なのだろうかと疑いながら実食スタートです。
波打つモチモチ中太めん×たらこ感が満載の味付け
めんは、黄色みをおびた中太タイプ。
つるんと滑らかな口当たりで、ゆーるくウェーブがついています。
従来のスーパーカップ大盛と同じく、インパクト抜群です。
モチモチ食感が印象的。しっかり食べごたえがあります。
めんを混ぜる時これでは粉末調味料が不足しているのではないかと思っていましたが、管理人の早とちりでした。
たらこ特有のスパイシーな風味、魚卵のプチプチ感。そして、海産物ならではの潮(しお)の香り。
たらこの存在がビシビシ伝わってきます。
商品名に虚偽なしです。
ここまでたらこ感を忠実に再現するとは、さすがエースコックの開発陣営。
たらこふりかけ風の粉末調味料はもちろんのこと、液体スープもイイ仕事をしています。
豚骨やチキンの旨み、ニンニクをはじめとする香辛料のキレとコク。
食材1つ1つによるコッテリとした味付けが、たらこ感を強調しているようです。
過去たらこ味の焼そば系カップめんは色々と発売されていますが、そのなかでトップクラスのクオリティーではないかと思います。
管理人の中では、たらこ味の焼そば系カップめんと言えば日清『焼そばU.F.O. ペロリバター香るバター味』が不動の№1でした。
しかし、このたびスーパーカップ大盛タイプの濃厚たらこ味 焼そばを食べて、この固定概念は一変しそうです。
日清『焼そばU.F.O. ペロリバター香るバター味』は、オシャレ感が強めで、少量をセンスよく食べるという感じ。
これに対して、スーパーカップ大盛りタイプの濃厚たらこ味 焼そばは、たらこ味の焼そばをモリモリ食って満喫するぜというイメージなのです。
どちらも魅力的なのですが、ジャンクフルな商品を好む管理人としてはスーパーカップ大盛タイプの濃厚たらこ味 焼そばに軍配をあげたいです。
◆日清焼そばU.F.O.ペロリ バター香るたらこ味 70G【12個セット】 価格:1,399円 |
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