『タテロング 池袋大勝軒 みそラーメン 大盛』創業60周年の老舗の秋冬限定メニューを再現

カップ麺

エースコックは、2003年に大勝軒とタイアップして以降、数々のコラボ商品をヒットさせてきました。

10年以上にわたって一緒に商品開発に取り組み、名店のクオリティーに近い即席めんを誕生させています。

2021年12月6日に新発売された『タテロング 池袋大勝軒 みそラーメン 大盛』は、大勝軒が秋冬限定で提供しているメニューをイメージした商品です。

大勝軒のスピリッツを受け継ぎ、味もボリュームも工夫をこらしています。

パッケージに大勝軒の創業者である山岸一雄さんの写真がドドンとプリントされ、自信のほどが示されています。

その圧倒的なビジュアルに心ひかれ、手に取る人もいるでしょう。

そこで今回、『タテロング 池袋大勝軒 みそラーメン 大盛』を実食レポートします。

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監修を務めた大勝軒とは…

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大勝軒は、1951年に山岸一雄さんが兄貴分の坂口正安さんと一緒に中野で立ち上げたラーメン店が始まりです。

売り上げが順調に伸びる中、山岸一雄さんは1995年につけめんの元祖と言われている特製もりそばを考案しました。

特製もりそばが大ヒットした勢いに乗り、1961年に東池袋に進出。

当時、東池袋かいわいは決して華やか街並みではありませんでしたが、看板メニューの『中華そば』と『特製もりそば』を求めて連日のように多くの人々が集まりました。

『美味しいものを作って、お客さんを笑顔にしたい』という山岸一雄さんのDNAは脈々と受け継がれ、愛弟子たちがのれん分けした店舗でも『大勝軒』の味をふるまっています。



今回カップめん化した『味噌ラーメン』は、秋冬限定メニューとして親しまれている一品です。

太めんをおおいつくすほどに大量の具材をトッピングしていてボリューム満点。

とろみのある甘辛いスープが身体を温めてくれます。

秋冬の季節感にマッチした味をどこまでカップめんで再現できているのでしょうか。


液体スープが味の決め手

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カップの中に入っている小袋は、液体スープのみ。

たっぷり油脂が配合されているため、保管状況によっては固まってしまう模様。

とりあえず熱湯を注ぐ前に、小袋を取り出します。

そして、フタの上にスタンバイ。

熱湯を注いで待っている間、小袋を温めます。

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熱湯を注いで約5分後。

もやし・ねぎ・チャーシューが浮かび、彩りを添えています。

小袋を開封し、しぼり出すように中身を投入。

粘度が高く、液体スープというよりも、チューブ仕様の味噌に近い雰囲気です。

箸で混ぜれば、醤油や赤みそ特有の香りがフワッと漂います。

これは期待できそう。


ニンニクと生姜がさえわたるコッテリ味噌ラーメン

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めんは、乳白色をしたプリプリもちもちタイプ

ほどよく波打った形状が独特の質感を際立たせるとともに、味噌ラーメンらしさを演出しています。

すすってかめばかむほど、味噌スープの美味しさを実感。

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スープは、少しとろみのあるコッテリ系

味噌の香ばしさとコクだけでなく、豚脂のクリーミー感、香辛料のキレもガツンと伝わってきます。

特に、ニンニク・生姜・ニラのインパクトがスゴイ。

香味野菜特有の香りが味に深みを与えているみたい。

食べている途中、バターや酒かすを加えたような豊潤な風味が感じられます。



かなり濃いめの味付けのため、めちゃめちゃ食欲が刺激されて、白飯が欲しくなります。

お腹いっぱい食べたい場合には、ぜひ追い飯してスープを堪能してください。

もちろん、このカップめん1杯でも十分に食べごたえがあります。

なにしろ、1食あたり101グラムの大盛りサイズですからね。

また、食べ終わった後に身体の芯からポカポカに温まるので寒い時期にピッタリです。

受験シーズンを迎えている学生さんのチカラめし、年末年始なにかと忙しいママさんパパさんの腹ごしらえに重宝するでしょう。

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