1971年に販売が始まったサンヨー食品の即席袋めん『サッポロ一番 塩らーめん』。
シリーズ3番目のフレーバーとして誕生しましたが、今やサンヨー食品を代表する商品となっています。
2023年6月、そんな不動の人気をほこっている『サッポロ一番 塩らーめん』と、西麻布の日本料理屋がコラボし、カップめんを発売。
それが『サッポロ一番 塩らーめん 麻布和敬監修 鱧・梅・山椒 三種仕上げタテビッグ』です。
鱧・梅・山椒は、いずれも夏が旬の食材で、古くから夏バテ防止や滋養強壮に効果があるといわれてきました。
この3つの食材と、サッポロ一番 塩らーめんが、どのような化学反応を起こすのでしょうか…
実際に食べてみた感想を率直にまとめたので、参考にしてください。
サンヨー食品 サッポロ一番塩らーめん 麻布和敬監修 鱧・梅・山椒 三種仕上げ タテビッグ×12個 送料無料(沖縄/離島不可) 価格:3,500円 |
監修を務めた麻布 和敬とは
有名レストランの激戦区・西麻布に位置する麻布 和敬。
簡素な茶道の精神を表す和敬清寂が屋号の由来、ミシュランガイドに掲載されている名店です。
懐石料理の基本にならって季節の移り変わりを感じさせてくれる一品を提供することで、高い評価を獲得しています。
店主の竹村竜二さんは、日本料理界の巨匠ともよべる人物。
道後温泉のホテルで8年ほど働いた後、日本料理の老舗・分とく山で約4年間にわたって腕を磨き上げました。
その豊富な経験と実績が、このたび発売されたカップめんにもいかされているのでしょう。
商品の概要
フタに貼り付けられているのは、サンヨー食品おなじみの仕上げの小袋。
後入れ仕様のため、取り外してカップのそばに置いておきます。
カップの中には、油揚げめんのほか、かやくと粉末調味料が入っています。
かなり細かい粒子の調味料が配合されているようで、しっかり油揚げめんを目視できます。
原材料や栄養成分の詳細は以下の通り。
◇1食(92グラム<めん72グラム>)あたり
〇原材料
油揚げめん:小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、やまいも粉
スープ:はもエキス、食塩、香辛料、糖類、粉末梅酢、チキン調味料、ごま、こんぶエキス、ポークエキス、野菜粉末、たん白自己消化物、味付豚肉、かつお節調味料、鶏肉野菜椎茸調理品
かやく:鶏だんご、かまぼこ、ねぎ
〇栄養成分
熱量389キロカロリー(めん・かやく328キロカロリー、スープ61キロカロリー)、たんぱく質9.4グラム、脂質13.3グラム、炭水化物57.9グラム、食塩相当量6グラム(めん・かやく1.9グラム、スープ4.1グラム)、ビタミンB1 0.32ミリグラム、ビタミンB2 0.3ミリグラム、カルシウム180ミリグラム
熱湯を注いで約3分後。
ごろっとした質感の鶏だんご、ピンク色の花をイメージしたカマボコ、緑色のねぎ、かやく1つ1つが存在感を発揮しています
仕上げの小袋を開封して、しぼりだすように調味液を入れた後、底から上へ何度も混ぜます。
タテ型ビッグサイズのカップめんの場合、粉末調味料が沈でんしやすいですからね。
ゆるく縮れた中細めん×和のスパイスがさえわたる淡麗系スープ
めんは、乳白色の中細タイプ。
インスタント袋めんのように、ゆ~るく縮れています。
つるんとなめらかな舌ざわりで、歯切れが良好です。
かみごたえよりも、すすって食べる感覚と、のどごしを重視している様子。
スープは、懐石料理の澄まし汁のように美しい色味をした、コクのある淡麗系です。
鱧(はも)の旨み、梅の爽やかな酸味、そして山椒のピリリとした辛み。
3つの要素が見事に調和し、重厚感のある味わいです。
サッポロ一番 塩らーめんの味をベースにしているだけあって、安定感ばつぐんの美味しさ。
従来のサッポロ一番 塩らーめんよりも、スパイスの刺激がきいていて、味の深みが増しています。
しかし、あぶらっこさがひかえめで、コッテリ濃厚という感じはありません。
雑味が少なく、すっきりとした上品な口当たりです。
また、鶏だんごのクオリティーも秀逸です。
フワフワ食感のために、たっぷりスープを内包しています。
スープの旨みと、お肉ならではのジューシー感が口の中に広がり、最高です。
ゆいいつ残念なポイントは、カマボコの食味。
かわいい見た目ながらも、ほとんど食感や風味がありません。
しかしながら、視覚的に満足感が得られて、テンションが上がります。
とはいえ、量や味付けが重たすぎないため、幅広い年齢層が親しみやすいです。
あっさりとしたラーメンを食べたい、サクッと小腹を満たしたい、このような場面で重宝しますよ。
気になっている人は、ぜひ購入してみてください。
サンヨー食品 サッポロ一番塩らーめん 麻布和敬監修 鱧・梅・山椒 三種仕上げ タテビッグ×12個 送料無料(沖縄/離島不可) 価格:3,500円 |
価格:1,080円 |