2021年9月に創立40周年を迎えたファミリーマート。
40という数字になぞらえて、さまざまな企画をスタートさせました。
その一環として行われているのが来店が難しいラーメン店を厳選してカップめん化するという企画です。
株式会社ラーメンデータバンクと共同開発し、国内大手大手カップめんメーカーの協力のもと製造・発売しています。
第1弾の『利尻ラーメン味楽本店監修 焼き醤油味らーめん』に引き続き、第2弾が2021年10月に発売されました。
それが明星の『支那そばや監修 醤油らぁ麺』です。
かつてラーメンの鬼の異名で一世をふうびした佐野実さんの写真がプリントされ、クオリティーの高さを物語っています。
ラーメン好きの人は、ついつい手に取ってしまいそうですね。
そこで今回は、注目度が急上昇している『支那そばや監修 醤油らぁ麺』を実食レポートします。
監修を務めた『支那そばや』とは
『支那そばや』は、ラーメンの鬼こと佐野実さんが1986年に開業したラーメン専門店です。
佐野実さんは、ラーメン業界でいちはやく製麺の研究を突き詰め、『めん・具材・スープのバランス』を追求するようになりました。
この熱いスピリッツは佐野実さんが逝去した後も受け継がれ、スープのタイプに合致するめんを作り上げています。
旨みの相乗効果を最大限に引き上げた一杯は、食通に大人気です。
連日のように大勢の客を魅了し、『支那そばや』の店先に長蛇の列を形成しています。
お店の代表格である『醤油らぁ麺』をカップめん化した『支那そばや監修 醬油らぁ麺』は、ラーメンデータバンクとラーメン評論家・大崎裕史さんが太鼓判を押しています。
クオリティーの高さは折り紙つきです。
過去に佐野実さん監修のカップは何度も発売されていますが、『支那そばや』監修は初めてなんですよね。
その実力や、いかに?!
見た目はシンプルな醬油ラーメンだけど…
フタに添付されている液体スープは、後入れタイプです。
熱湯を注ぐ前にフタから取り外し、カップの側にスタンバイ。
カップの中には、めんを覆いつくすようにチャーシューやメンマがゴロゴロ入っています。
どのように味にアクセントを加えてくれるのでしょうか。
熱湯を注いで約4分後。
フタをはがして、液体スープを投入します。
見た目は実にシンプルな醤油ラーメンです。
しかし、さまざまな旨み成分の香りが漂っています。
これは、ただものではない。
澄んだスープが特徴的♪身体のすみずみまで染みる美味しさ
めんは、店舗で提供されている『醤油らぁ麺』と同じく、ジェファー液(クロレラエキス)を配合しています。
これにより、弾力を兼ね備えていて、しなやかです。
手打ちめんに似ています。
ところどころにウネリが生じ、無骨さがにじみ出ている。
加えて、独特の形状がなめらかな口当たりとツルツルもちもち感を際立たせています。
スープは、肉類と魚介のエキスをベースにしたしょうゆ味。
表面に無数の油脂が浮かび光り輝いているものの、しつこすぎない。
澄み切った味わいです。
鶏脂(チーユ)のコク、そして香辛料のキレ。さらには昆布とカツオの豊かな風味が調和しています。
素材、本来の持ち味を純粋に楽しみながら食べ進められます。
ジワジワと身体に染みる!
かやくは、チャーシュー・メンマ・ねぎの3種類です。
チャーシューのジューシー感とメンマのザクザク感、プラスねぎの鮮やかな緑色が感覚器官を刺激してくれます。
食べごたえがスゴイ。
このカップめん一杯でシッカリ満たされます。
興味がある人は、ぜひ手に取ってみてください。
価格:3,385円 |
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