ファミリーマートのプライベートブランドであるファミマル。
おいしい・うれしい・あんしんを合言葉に、ファミリーマート独自のアイディアで日々の食卓を豊かにする商品を開発・製造しています。
2022年12月、そんな庶民に寄り添ったブランドであるファミマルから新商品のカップめんが登場。
それがエースコック『麺屋剛監修 剛麺 とんこつ味』です。
元々こちらの商品は、ファミリーマート40周年を記念してラーメンデータバンクとコラボしたカップめんシリーズの第3弾。
2021年12月に発売したところ大好評をはくしたため、このたびファミマルのレギュラー商品に仲間入りした模様。
いったい、どれほど美味しいのか…徹底解剖します。
そもそも監修を務めた麺屋剛とは
株式会社剛一家が運営している麺屋剛。
鹿児島の名物に位置付けられているくろいわラーメンで2年間ほど修業したラーメン職人が2007年に開業しました。
以降、豚骨100パーセントのスープととともに、3日間ほど熟成させたコシの強い中細めんが大好評です。
鹿児島ラーメン王決定戦において何度も上位入賞するなど、輝かしい成績をおさめています。
こだわりの詰まった鹿児島豚骨ラーメンを、どこまで忠実にカップめんで再現しているのか気になるではありませんか。
2種類の小袋が美味しさの秘密
カップの中には、めん＆かやくのほか、2種類の小袋が入っています。
詳しい原材料と栄養成分は以下の通り。
1食（98グラム）あたり
〇原材料
油揚げめん：小麦粉<国内製造>、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ
スープ：ポークエキス、植物油脂、オニオンペースト、乳化油脂、食塩、ポーク調味料、豚脂、しょうゆ、香辛料、魚介調味料、たん白加水分解物、香味油、酵母エキス、オニオンパウダー、でん粉、チキンエキス、全卵粉など
かやく：揚げ玉ねぎ、大豆加工品、ねぎ、もやし
〇栄養成分
エネルギー415キロカロリー（めん・かやく314キロカロリー、スープ101キロカロリー）、たん白質10.2グラム、脂質17.5グラム、炭水化物55.7グラム（糖質52.7グラム、食物繊維3グラム）、食塩相当量6.2グラム（めん・かやく1.7グラム、スープ4.5グラム）、ビタミンB1 0.36ミリグラム、ビタミンB2 0.34ミリグラム、カルシウム321ミリグラム
大量に動物性油脂が配合されている液体スープは、常温では油と調味料が混ざりにくいです。
性質上、小袋の内側に油脂がべったり付いて、残ってしまう可能性が高いです。
そのため、熱湯を注いで待っている間、液体スープはフタの上に置いて温めましょう。
熱湯を注いで約3分後。
めん＆かやく、それぞれイイ感じで湯戻りしています。
白濁したスープがTHE豚骨という雰囲気を漂わせている。
付属の小袋を開封して投入すれば、一気にビジュアルのインパクトがアップ！
味噌のような色調のドロッとした調味料と、フライドオニオンっぽい具材が、めんを彩ります。
ジャンキーな食べごたえを想像しながら、しっかりと混ぜたうえで実食です。
乳白色の中細ストレートめん×クリーミーなスープ
めんは、乳白色の中細タイプです。
ほ～んのり波打っていますが、ストレートに近い形状。
つるつるなめらかで、すすって食べる感覚が心地よいです。
プチプチと歯切れがよく、とんこつラーメンらしさ全開です。
スープは、とんこつのマッタリとした旨みが全面に押し出されていてクリーミーです。
臭みやクセが全くといっていいほどないうえに、胃もたれするようなコッテリ感がありません。
さらっとしたテクスチャーで、お上品です。
普段とんこつラーメンが苦手で食べていない人でも親しみやすいですよ。
ただ福岡・博多発祥のとんこつラーメンを期待していると、少々がっかりしてしまうかもしれません。
とはいえ、価格を抑えたプライベートブランド商品にもかかわらず、かなりクオリティが高いです。
刻み玉ねぎのシャキシャキ感や香味野菜のツンとする香り、お肉のジューシー感など、さまざまな食感と風味が複雑に折り重なって、重厚感あふれる味わいです。
ファミリーマートの企業努力と本気がビシビシ伝わってきます。
ちなみに、辛みや刺激が控えめのため、幅広い年代が楽しめます。
受験生の夜食、忙しい年末にパパッと食事を済ませたい時など、いろいろな場面で重宝するでしょう。
ストックしておくと何かと役立つかもしれません。
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