サッポロ一番などのヒット食品を数多く誕生させているサンヨー食品。
全国各地の有名ラーメン店や大手コンビニチェーン店とコラボして製造しているカップめんの数々は、幅広い世代から支持を得ています。
2022年12月にローソン限定で再販されたサンヨー食品の『坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば』は、福島喜多方ラーメンの代表格・坂内食堂の特徴を再現した逸品。
2021年6月に発売したところ大ヒットを記録したため、このたび再販されたようです。
そこで今回は、サンヨー食品『坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば』について深堀りします。
そもそも坂内食堂と喜多方ラーメンとは…
福島県喜多方市は、人口1人あたりのラーメン店の数が日本一です。
市内に約120軒のラーメン店があり、ラーメンの文化が古くから根付いています。
そのような中で生まれた喜多方ラーメンは三大ご当地ラーメンの1つに位置付けられ、その奥深い魅力を体験するために遠方から福島県喜多方市へと訪れる人は少なくありません。
坂内食堂は、本場喜多方ラーメンの老舗です。
1950年代に創業者の坂内新吾さんが考案した熟成多加水めんとともに、あっさりとしていながらもコクのあるスープが特徴的。
1980年代、その美味しさに惚れ込んでしまった中原明さんが、のれん分けという形で喜多方ラーメン坂内を開業したのです。
以降、坂内食堂の精神と味わいは脈々と受け継がれ、国内外で親しまれています。
本場喜多方の味に興味があるけれど、なかなか遠方まで足を運べない!という人は、このたび発売されたカップめんに興味津々ではないでしょうか。
仕上げの小袋が味の決め手
フタに付いているのは、サンヨー食品おなじみの仕上げの小袋。
熱湯を注ぐ前に取り外して、カップの側に置いておきます。
カップの中には、めんを覆いつくすようにかやくが入っています。
詳しい原材料と栄養成分は以下の通り。
1食(94グラム)あたり
〇原材料
油揚げめん(小麦粉<国内製造>、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵)
スープ(豚脂、食塩、糖類、ポーク調味料、植物油脂、しょうゆ、ポークコラーゲン、酵母エキス、たん白加水分解物、香辛料、ポークエキスなど)
かやく(味付豚肉、メンマ、ねぎ)
〇栄養成分
熱量439キロカロリー(めん・かやく356キロカロリー、スープ83キロカロリー)、たんぱく質8.3グラム、脂質20.8グラム、炭水化物54.7グラム、ビタミンB1 0.29ミリグラム、ビタミンB2 0.31ミリグラム、カルシウム165ミリグラム、食塩相当量6.2ぐラム(めん・かやく2グラム、スープ4.2グラム)
熱湯を注いで約5分後。
ねぎの緑色、味付豚肉のジューシーな色味が彩りを添えています。
そこへ付属の小袋の中身を投入。
とろんとした無色透明の調味液が、めんの表面に広がっていき、湯けむりとともに豊かな風味が立ち上ります。
すぐに食べ始めたい気持ちをグッとこらえて、まずは混ぜます。
縦型ビッグサイズのカップめんの場合、調味料が沈殿しやすいので、箸を底まで突っ込んで、しっかりかき混ぜる作業が大切です。
まんべんなく混ぜてから、いざ実食です。
手打ち風もちもちめん×コクのある淡麗系スープ
めんは、ところどころ厚みと幅が異なるだけでなく、不規則に縮れていて、手打ちならではの素朴な質感です。
本格派まぜめんのようにワシワシもちもちした食感で、予想していた以上に弾力とコシがあります。
めんをそしゃくしながら、スープを飲むと、複合的な美味しさが口の中いっぱいに広がって幸せです。
スープは、奇をてらっていない淡麗系です。
肉類のシルキーな旨みとコク、醤油の香ばしさ、そして野菜の優しい甘み。
それぞれの要素が主張しすぎず、バランスよく融合しています。
醤油ラーメンならではの塩気を感じるものの、しょっぱいわけではありません。絶妙な塩梅。
ほどよくスパイスのキレがあり、最後の一滴まで余すことなく飲み干したくなる美味しさです。
また、かやくのクオリティも秀逸です。
特に、メンマのシャキシャキ感と、ねぎのみずみずしい質感がさえわたり、五感を刺激する。
食べごたえバツグンです。
喜多方ラーメンやアッサリ系の醤油ラーメンが好きな人は、ぜひ手に取ってみてください。
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