過去、数々の食品メーカーとのコラボを成功させているファミリーマート。
名店の味をリアルにカップめんで再現し、ロングセラーを達成してきました。
ファミリーマートのカップめんコーナーでは、名店シリーズと銘打ったスペースが設けられ、名店とコラボした商品の魅力を発信しています。
2021年10月19日、ファミリーマートの名店シリーズから新発売された『寿々㐂家(すずきや)横浜家系豚骨醬油ラーメン』は、横浜家系ラーメンを代表する『寿々㐂家(すずきや)』が監修を務めました。
日本のカップめん業界に君臨する日清が製造を担当。
水色を基調とするパッケージからは、開発に携わった人々の意気込みが伝わってきます。
近年、どんぶり型カップめんのクオリティーは爆上がりしているので、かなり期待してしまう…
というわけで今回は、こちらの商品を実食レポートします。
『寿々㐂家(すずきや)』とは…
神奈川県横浜市保土ヶ谷区に本店を構える『寿々㐂家(すずきや)』。
カウンター席が数席の小規模店です。
それでも、1990年に開店して以降、連日のように行列ができています。
食通が集う食べログでユーザーから高い評価を得て、なんと2017年~2020年4年連続でラーメン百名店に入っているのです。
メニューは、いたってシンプル。
らーめん並・中・大の3種類。そして、トッピングの具材と追い飯用のライスのみです。
店長の林知幸さんが自信を持って提供している『らーめん』は、豚骨・醤油・鶏脂を絶妙なバランスで組み合わせた一杯です。
横浜家系ラーメンの代表格に位置付けられています。
どこまで店舗の美味しさをカップめんで再現できているのか確認していきましょう。
4種類の小袋が付いている豪華な仕様
カップの中に入っている小袋は、4種類。
かやくのみ先にいれるタイプ、そのほか液体スープ・粉末スープ・焼きのりは後入れタイプです。
かやくのみ開封して、めんの上にスタンバイ。
液体スープは、熱湯を注いで待っている間、フタの上で温めます。
この温める工程は、配合された鶏脂と豚脂を融解する上で必要不可欠です。
熱湯を注いで約5分後。
フタをはがして、粉末スープと液体スープを投入します。
乳白色の粉末スープ、茶色のドロッとした液体スープがカップの中に広がっていく…
めんをほぐしながら混ぜて、調味料を溶かした後、焼きのりを添えたら完成。いよいよ実食です。
肉類のアブラと旨みがジンワリ染みる
焼きのり3枚とチャーシュー1枚がトッピングされた姿は、THE本格派のラーメンという雰囲気です。
お店に負けないクオリティーが想像されます。
めんは、ノンフライのストレート系。
あまり厚みがないものの、絶妙なかみごたえです。
もっちりとした弾力を楽しめます。
平打ちで生めんに近い形状をしているため、めん1本1本がスープをまとっています。
スープは、肉類のアブラが光り輝きコッテリしています。
まったりとした旨みがさえわたり、芳醇な味わいです。
濃厚で醤油の塩けがあるものの、嫌味がありません。
上品なコクとキレが心地よいです。
お腹の底にじんわりと染みます。
まさに名店の味です。
横浜家系ラーメンの魅力を満喫できます。
めんと焼きのりのコンビネーションが素晴らしい
ひとしきり食べたころには、焼きのりがスープを含んでフニャフニャの状態に…
そのため、焼きのり本来の磯の風味が際立っています。
焼きのりでめんを包んでほおばると、めちゃくちゃ美味しい。
焼きのり・スープ・めん、それぞれが複雑に折り重なって、重厚感あふれる味のハーモニーを作り出すのです。
『寿々㐂家(すずきや)横浜家系豚骨醬油ラーメン』を購入された場合には、この食べ方をぜひとも実践していただきたいです。
気になるカロリーは?
1食(120グラム)あたりの栄養成分表示は以下の通りです。
どんぶり型カップめんにしてはそれほど熱量が高くない、411キロカロリーです。
ラーメンを食べるとなると摂取カロリーが500を超えてしまうケースは少なくありません。
これをふまえると、『寿々㐂家(すずきや)横浜家系豚骨醬油ラーメン』に対して背徳感を抱きにくいでしょう。
また、エネルギーの消費に必要なビタミンB群とともに、骨の形成に寄与するカルシウムが配合されている点も魅力的です。
完全栄養食を目指している日清が製造に携わっているからこそ、栄養バランスに配慮した逸品に仕上がっていることが推測できます。
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