映画”寅さん”シリーズ、マンガ”こち亀”で有名な東京都葛飾区亀有。
実はこちらのエリア、ラーメン・つけめん激戦区としても有名で、実力派の店舗が数多くあります。
そんなツワモノぞろいのなかで圧倒的な人気をほこっている専門店がサンヨー食品とタッグを組み、2022年5月にカップめんを発売。
それが『謹製 醬油中華そば』です。
パッケージから並々ならぬ自信と覚悟が伝わってきますが、実際のクオリティーはどうなのでしょうか。
つつしんで実食レポートします。
送料無料 カップ麺 サンヨー サッポロ一番 ののくら監修謹製醤油中華そば 91g×12個入×1ケース 発売日:2022年5月9日 価格:2,989円 |
そもそも監修を務めた”ののくら”とは
2017年にオープンした”ののくら“。正式名称:手打式超多加水麺 ののくら。
九段斑鳩で修業を積んだラーメン職人・白岩さんが店主です。
めんを手打ちで作る工程と加水率にこだわり、縮れ感が特徴的な中華そばを提供しています。
なんとオープン3か月前からSNS上で話題になり、オープン初日から大行列ができたのだとか。
2018年にミシュランガイド東京版でビブグルマンを獲得しているだけでなく、辛口の食通が集まるグルメ系サイトにおいてトップクラスの評価を維持しています。
ほとんどメディアに露出していない個人店にもかかわらず人気があるのは、白岩さんの確固たる実力とラーメンの美味しさの証(あかし)ではないでしょうか。
付属の小袋が味の決め手
フタの上に貼り付けられている小袋。
熱湯を注ぐ前に取り外し、カップの側にスタンバイします。
カップの中には、油揚げめんのほか、粉末調味料&かやくが入っています。
奇をてらった仕様ではなく、とてもシンプル。
熱湯を注いで約4分後。
写真では分かりにくいのですが、仕上げに付属の小袋を開封して加えると、黄色っぽい調味液がスープの表面でキラキラ輝きます。
そして、鶏油(チーユ)のような芳醇な香りが湯気とともに立ち上る。
縦型ビッグサイズのカップめんの場合、調味料が沈殿しやすいので、しっかり混ぜて実食です。
3種類の中太めん×淡麗系スープ
めんは、少し黄色みがかった平打ちタイプ。
厚みと幅の違う3種類のめんがブレンドされています。
不揃い感と不規則な縮れ具合によって、自家製の手打ちめんらしさを演出している。
サンヨー食品が独自開発した手打ち風特許製法の真価を物語っているようです。
ずずーっとすすって食べると、もちっむにっとした食感とともに、自然な小麦の甘みを感じられます。
ザクザクしゃきしゃきのメンマ、ジューシーな味付き肉。
かやくがシンプルだからこそ、めん&スープの美味しさをじっくり楽しめます。
スープは、コッテリとアッサリ、両方の側面を併せ持っている淡麗系。
肉類の旨みとコッテリ感がさえわたっているものの、重たくありません。
古き良き町中華のラーメンのように優しい口当たりです。雑味が少なめで、後味がスッキリ。
食べ進めるうちに、かつお節や昆布など海産物の豊かな風味をジワジワ感じられます。
決して派手さはありませんが、王道の醤油ラーメンの魅力をしっかり示しているのです。
ちなみに、白飯やギョウザ、揚げ物との相性ばつぐんです。
もちろんアルコールもぐびぐび進みます。
醤油ラーメンが好きな人、本格派のカップめんを食べる機会が多い人は、ぜひ手に取ってみてください。
送料無料 カップ麺 サンヨー サッポロ一番 ののくら監修謹製醤油中華そば 91g×12個入×1ケース 発売日:2022年5月9日 価格:2,989円 |
価格:1,000円 |