1953年に製めん会社として創業したサンヨー食品。
1960年代に即席ラーメンの発売を開始し、『サッポロ一番』や『アラビアン焼そば』などの人気商品を誕生させました。
令和に突入して以降も、その人気がおとろえる気配はありません。
2022年7月、サンヨー食品が新発売した『つけ麺 道(みち)監修 濃厚豚骨魚介ラーメン』。
商品説明によると、お店で提供されている”つけ麺”の味わいをラーメンで再現したのだとか。
一体、どのような味わいなのでしょうか…実食レポートします。
サンヨー食品 つけ麺道監修 濃厚豚骨魚介らーめん 12入(7月中旬頃入荷予定) 価格:3,350円 |
監修を務めた”つけ麺 道(みち)”とは
2009年に東京都葛飾区亀有で開店した”つけ麺 道(みち)“。
動物系と魚介のダシが絶妙に溶け込んだスープが特徴的です。
驚くべきことに店舗の規模は、カウンター8席のみ。
かなりこじんまりとしているものの、本格派の美味しさを提供しているため、無類の人気をほこっているようです。
ラーメンデータベースの年間ランキングで上位に入り、つけ麺を主力としている専門店の中でも不動の地位を築いています。
フタの上に付いている小袋が美味しさの秘密
フタの上に貼り付けられている仕上げの小袋。
熱湯を注ぐ前に取り外してカップの側にスタンバイします。
カップの中には、油揚げめんのほか、下記の調味料&かやくが入っています。
〇調味料
(糖類、ポークエキス、食塩、しょうゆ、魚粉、ゼラチン、香辛料、コンブ粉末、植物油脂など)
〇かやく
(味付豚肉、ねぎ)
熱湯を注いで約5分後。
湯戻りした油揚げめんがプカプカとスープに浮かんでいます。
そこに小袋を開封して投入すれば、茶色っぽいドロッとした調味料がスープの表面に広がっていく。
スプーンで底からすくい上げると、調味料の塊(かたまり)を視認できる。
大量の調味料が沈殿しているようなので、底から上へと何度も混ぜます。
調味料が溶けきったことを把握した時点で実食スタートです。
コシの強い中太めん×重厚感あふれる淡麗系スープ
めんは、丸刃でカットされた中太タイプ。
インスタント袋めんのようにウネウネ縮れています。
もっちりとした弾力とともに、つるんとした口当たりが印象的です。
ずずーっとすすって食べれば、めんの素朴な風味だけでなく、かつおぶし由来のダシや醤油の塩気も感じられます。
めんを食べただけでラーメンらしさがビシビシ伝わってきてビックリです。
カップめんの進化は、めざましいですね。
スープは、ややコッテリ系。
“濃厚”と商品名でうたっていますが、あぶらっこさは控えめです。
しつこくないため、胃にもたれるような感じがありません。
海産物の優しい旨みと豚骨の自然な甘みが見事なバランスで調和しています。
日本そばのつゆのように気品あふれる味わいです。
重厚感があるものの、後味がスッキリしています。
カップめんが好きな人はもちろんのこと、刺激物が苦手な人も食べやすく親しみやすいですよ。
ちなみに、めんの量に対して、ややスープが多めです。
そのため、おむすびや白飯を準備して、一緒に食べることをオススメします。
めんをひとしきり食べた後、おむすびや白飯があれば、スープを最後の一滴まで美味しくいただけますからね。
サンヨー食品 つけ麺 道・塩の道監修 濃厚豚骨魚介らーめん・濃厚塩らーめん各6個・2種セット(計12個) 送料無料(沖縄 離島不可) 価格:3,115円 |
価格:1,080円 |